アンの愛情

 モンゴメリ 作

読む本がなくなった時に読む「赤毛のアン」
第三「アンの愛情」

レドモンド大学4年間のアンの学生時代がおもな内容になってて、何度も読み返しているので、ストーリーは頭の中に入ってる

それでもなお読みたい本が「赤毛のアン」
読み始めると、すぐに私はキングスポートのレドモンド学生になってしまう

本当にいい本は、何度読んでも飽きない
そんな本を何冊か持っていたら、人生はバラ色と思えてしまう
| モンゴメリ | 22:09 | comments(0) | - | pookmark |

草笛の剣

 津本 陽 作

いやぁ、面白かった!
一気に読める本です。

戦国時代末期、雑賀衆の御曹司がたった一人生き残り、刀1本を武器に波乱万丈の半生を描いた時代小説です。

初めて読んだ作家ですが、飄々と軽いのがいい。
むずかしくないのがいい。

兵法者を扱った小説はたくさんありますが、主人公の青年が朴訥で可愛い。

こんなに可愛いと感じたのは、「草笛の音次郎」以来かな?
| 津本 陽 | 22:32 | comments(0) | - | pookmark |

恋はさじ加減

 平 安寿子 作

硬い本を読んだ口直しに、ピッタリの本  ^^

短編が6編、軽くて、気楽に読める本です。

恋愛本ではなく、料理のレシピ本でもなく、むしろ「料理なんて嫌い!」
という人向きかも?

 「 一瞬でもホンワカあったかくてとろけさせてくれる男なんて
  電車と違って次から次に来やしないんだから 」

あまりの真実に思わず吹きだしてしまった

女性の皆さん、そういう珍しい男に出会ったら、しばしつきあってみよう
決して、損はしないはず。。。

言い回しが楽しくて面白くて真実で、平さんの本、大好きです
| 平 安寿子 | 13:06 | comments(0) | - | pookmark |

天保世なおし廻状

高橋 義夫 作

高橋氏は好きな作家だけど、この本は読み始めてすぐ「しまった!」と思った

私の苦手な武士の役職名が、これでもかってくらい出てくる
いやぁ、往生したわ

幕末まではいかないけれど、1800年代、徳川が瓦解していく一つの要因に、要職に就く武士たちの汚職・無知・無意味な武士道があったように感じる

それを正面きって批判し、行動した武士が罪に処せられていく

大阪の大塩平八郎、江戸の矢部定謙

しかし、その遺志を継いでいく町人や心ある武士たちもいた

ほぼ史実に基づいた内容かと思う
遠山の金さんも登場したし、老中は水野忠邦であった

大塩平八郎の碑は、大阪天神橋筋商店街の近くで見たことがあるので、あらためて、そういうことをした人だったんだと感慨も新た

歴史の教科書には出てこない庶民から見た、封建社会の裏側の小説である
| 高橋 義夫 | 13:05 | comments(0) | - | pookmark |

犬吉

 諸田 玲子 作

初めて読んだ作家です。
っで、もう読みたくないなと。。。

何故かというと、話の筋が進むごとに、その件について、過去の経験が出てくる
それが、正直うざい。。。

そういう書き方をしている小説って、ホント、イライラしてくるのよね。。。

伏線とは違う、単なる以前のできごと
それらが邪魔をして、ストーリーがこんがらがってくるし

時代小説をよく書いてる作家のようだけど、もうあんまり読みたくないなあ。。。
| 諸田 玲子 | 23:03 | comments(0) | - | pookmark |

日本詩歌集(古典編)

 山本 健吉 編

これは実家で見つけた本なのですが
(いったい誰が買ったんやろ?)

目次を見てふるえました。

まずは、神々の歌となっていて、神武天皇〜聖徳太子〜大津皇子〜安部郎女

奈良平安と続き、山上憶良〜坂上大嬢〜在原業平〜西行

鎌倉江戸となって、高杉晋作まで!
すごい!!
なんて本なんだと  ^^

誰が書いたのかと見ると、山本健吉編となってる!
神代の時代から幕末までですよ〜
普通、歌人一人で書くところを。。。

と、ちょっと興奮気味の私ですが、やっとこの本が読めるぞといったところなんです。

これは一気に読むものではなく、いつも手元に置いて、時折り開いてみる本ですね。

しっかし、嬉しいな〜〜
こんな本があったなんて!
山本さんは、これだけの詩歌を編集されるの、どんだけ大変だったろうかとただただありがたく、大事に読んでいこうと思ってます。

山本さん! 感謝です!!
| 山本 健吉 | 19:43 | comments(0) | - | pookmark |

人間の檻 獄医立花登手控え

藤沢周平 作

シリーズになってまして、4作目かな?

作者の藤沢周平氏は、素晴らしい時代小説をいくつも書いてます。

藤沢さんのいいとこは、文章に優しさがあって、かつ理論的なところ。

映画監督でいえば、山田洋次さんみたいな感じ。
日本人としての懐かしさに溢れている人。

この本では、まだ新米の医者立花登が、牢獄の医者を兼ねながら、様々な事件を解決していく捕り物帖みたいな内容になってます。

短編の連続になってますから、時間が少ししか取れない時なども軽く読めますよ。
| 藤沢周平 | 22:32 | comments(0) | - | pookmark |

だましゑ歌麿

 高橋 克彦 作

作者の高橋克彦氏に、ちょっと凝ってまして、色々読んでます。

あの歌麿のおかみさんが、高波で亡くなってしまい、その始末に不審を抱いた岡っ引きが活躍する内容です。

推理小説がかっていて、面白く読めました。
歌麿って、軟派でスケコマシ(古!)のイメージがあったのですが、そうでもないんだ、というか、まぁ、作者の脚色も多いにあるでしょう。

軽い娯楽本です。。。
高橋さんの本には、硬いのと柔らかいのと両方あって、正直読んでみないとわからない。。。

あ、アテルイも面白かったなぁ  ^^
| 高橋 克彦 | 00:15 | comments(0) | - | pookmark |

御隠居忍法 唐船番

 高橋 義夫 作

ご隠居忍法のシリーズになってまして、これは4作目かな?

江戸で御庭番だった主人公は、隠居して羽州笹野領に住まい、さまざまな難事件を解決していくというごくありふれたワンパターンではあるものの、40代後半で女中に子を産ませ、心身共に闊達なさまは、読者としても嬉しい限り

隠居といえば、腰の曲がったおじいさんを連想しそうだけど、彼は伊賀忍者の末裔であり、そんじょそこらの武士は歯がたたない

医学の心得もあり、何故か行く先々で人に慕われるあたたかい性質も読んでいてホッとできる

当時の長ったらしい武士の役職名があまり出てこないのも読みやすい

女性でも読みやすい時代小説の一つかなと。。。
| 高橋 義夫 | 20:27 | comments(0) | - | pookmark |

天馬翔る



 安部 龍太郎 作

ちょっと難しいというか、複雑というか、深いというか
安部さんの本は、かなり細かいところまで、忠実に書いてあって、ややうざいと
感じる人もいるかもしれない

源義経と源頼朝、兄弟の相克がメインテーマとなっている

日本人の判官びいきは有名だけど、ちょっとそこまで誉めるかぁ?
というくらい、義経に肩入れしてる感じの内容です

「天馬翔る」の前編にあたるのが「浄土の帝」
こっちはまたややこしいんです

登場人物が多いし、婚姻関係も複雑
どちらの本にも登場するのが、後白河帝と平清盛

平安末期の公家から武士へと変わっていくさまが、細かく書かれている

かなりの長編になるけど、宮尾登美子氏の「平家物語」も読めば
内容が重なっているので、比較しやすい

じっくりと腰をすえて読みたい本です

| 安部 龍太郎 | 19:05 | comments(0) | - | pookmark |

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